“あいだまや”の漢字の書き方と例文
語句割合
藍玉屋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
泥まみれになって自分の家の井戸側へせつけたのは、かの藍玉屋あいだまやの金蔵で、ハッハッと息をつきながら
その時に現われた狂人の面影おもかげは、大和の国の三輪の藍玉屋あいだまやせがれの金蔵というもののそれにそっくりです。
大菩薩峠:19 小名路の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
お豊は驚いて涙をかくすと、藍玉屋あいだまやの金蔵が、いつ隠れていたか杉の蔭からそこへ出ています。