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『スタンダアルの文体』
ふりがな文庫
『
スタンダアルの文体
(
スタンダアルのぶんたい
)
』
私はスタンダアルが好きであるが、特に私に興味のあるのは、彼の文体の方である。 凡そ人間の性格を眼中に入れなかった作家といえば、スタンダアルほどその甚しいものはない。人間を性格的に把握しようとすることが彼の作品に皆無である。 然し彼には人を性 …
著者
坂口安吾
初出
「文芸汎論」1936(昭和11)年11月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
就
(
つい
)
凡
(
およ
)
従而
(
したがって
)
恰
(
あたか
)
野人
(
やじん
)
題名が同じ作品
スタンダアルの文体
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)