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『無線電信の近状』
ふりがな文庫
『
無線電信の近状
(
むせんでんしんのきんじょう
)
』
無線電信というものは一体どうして出来るものかという事は今ここで喋々せずともの事であるが、順序として一応簡単に云ってみれば、発信所で一つ大きな電気の火花を飛ばすとその周囲より空間全体に瀰漫するエーテルに一種の波動を起し、この波動はエーテルを伝 …
著者
寺田寅彦
ジャンル
技術・工学 > 電気工学 > 通信工学 電気通信
初出
「東京朝日新聞」1907(明治40)年9月17日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約8分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
板片
(
いたぎれ
)
喋々
(
ちょうちょう
)
少時
(
しばらく
)
感応
(
かんのう
)
汀
(
みぎわ
)
瀰漫
(
びまん
)
称
(
とな
)