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『函館八景』
ふりがな文庫
『
函館八景
(
はこだてはっけい
)
』
連絡船に乗つて函館へ近づくと、恵山につらなる丘の上に、白堊の塔のある赤い煉瓦造りの建物が霞んでみえる。トラピスト女子修道院である。やがて函館山をめぐつて湾へ入りかけると、松前の山々につらなる丘の上に、やはり赤煉瓦造の建物と牧場がみえる。これ …
著者
亀井勝一郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約18分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
兵
(
つは
)
寒川
(
さむかは
)
渡
(
わたし
)
白楊
(
ポプラ
)
神山
(
かみやま
)
穴間
(
あなま
)