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『小説のタネ』
ふりがな文庫
『
小説のタネ
(
しょうせつのタネ
)
』
いま帰って来たばかりなんですよ。大映の試写室で、「鳴門秘帖」を見たんですがね。考えてみると、あれを書いたのは三十年前なんだな。てれましたね、たいへんに。映画化は今度で七回目なんです。はなはね、ひと頃の競映時代で、東亜キネマとか、松竹日活だと …
著者
吉川英治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「文藝春秋」1957(昭和32)年11月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約23分(500文字/分)
朗読目安時間
約38分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
聖
(
セント
)
偈
(
げ
)
弓弦
(
ゆづる
)
弓鳴
(
ゆな
)
重喜
(
しげよし
)