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『河豚』
ふりがな文庫
『
河豚
(
ふぐ
)
』
* おととしより去年、去年より今年と、一冬ごとに東京に殖えて来たものに河豚料理がある。街の灯が白くなる冬になると、河豚屋のかんばんが食通横丁に俳味を灯す。 * 県令を以て、「河豚料理販売ヲ禁止ス」の県は、今でも地方にある筈である。東京にその …
著者
吉川英治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約12分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
且
(
かつ
)
囈言
(
たわごと
)
死斑
(
ジアノーゼ
)
浅葱
(
あさつき
)
中毒
(
あた
)
分茎
(
わけぎ
)
安値
(
やす
)
怖々
(
こわごわ
)
𩸀魚
(
しょうさい
)