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『プロパガンダ』
ふりがな文庫
『
プロパガンダ
(
)
』
今こそは、凡てのものの目覚める時だ 黎明の空は既に白みはじめた。 物質文明の麻酔剤に酔うて 無自覚に動いて居る間に 人間はみな其の本来の器能を奪われた。 労働者はその頭脳を、 智者はその手を、足を、視力を、腕力を、 そして、資本主はその良心 …
著者
加藤一夫
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「労働文学」1919(大正8)年3月創刊号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
何
(
いず
)
与
(
くみ
)
卿等
(
おんみら
)
微
(
かすか
)
挘
(
も
)
縛
(
いまし
)