トップ
>
『文化線の低下』
ふりがな文庫
『
文化線の低下
(
ぶんかせんのていか
)
』
バーンズの詩の中に、野鼠について、うたったのがある。人間は、お前達が、畠のものを食べるといって、目の敵にするけれど、同じく地から産れたものでないか。その生命をつなぐために、沢山な麦束の中から、僅かな一穂をとったからとて、決して罪になるもので …
著者
小川未明
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
対蹠
(
たいしょ
)
慨
(
なげ
)
敵
(
かたき
)
瀰漫
(
びまん
)
覊絆
(
きはん
)