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『婦人の過去と将来の予期』
ふりがな文庫
『
婦人の過去と将来の予期
(
ふじんのかことしょうらいのよき
)
』
私は、その青春時代を顧みると、ちょうど日本に、西欧のロマンチシズムの流れが、その頃、漸く入って来たのでないかと思われる。詩壇に、『星菫派』と称せられた、恋愛至上主義の思潮は、たしかに、このロマンチシズムの御影であった。 それは、ちょうど、今 …
著者
小川未明
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
障
(
さまた
)
奔
(
はし
)
星菫
(
せいきん
)
漸
(
ようや
)
遁
(
のが
)