鴎外漁史の『しがらみ草紙』は、当年の文学書生であつた私達に取つては、非常に利益の多いものだつた。明治の文壇は、その大半を、この『しがらみ草紙』によつて覚醒させられたと言つても好いと私は思ふ。 ドイツを中心にして、ロシア、フランス、スペイン、 …
| 著者 | 田山録弥 |
| 著者 | 田山花袋 |
| ジャンル | 文学 > ドイツ文学 > ドイツ文学 |
| ジャンル | 文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > ロシア・ソヴィエト文学 |
| 初出 | 「中央文学 第一年第二号」1917(大正6)年1月1日 |
| 文字種別 | 新字旧仮名 |
| 読書目安時間 | 約6分(500文字/分) |
| 朗読目安時間 | 約10分(300文字/分) |