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『春日遅々』
ふりがな文庫
『
春日遅々
(
しゅんじつちち
)
』
四月十七日追分にて ホフマンスタアルの「文集」を讀み續ける。嘗つてビアンキイ女史がこの詩人のことをリルケと竝べて論じてゐた本を讀んだ折、既に物故したこの詩人のパセティックな、眞の姿を知つて、それ以來何となく心を惹かれてゐたが、最近その文集の …
著者
堀辰雄
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「文藝 第五巻第六号」1937(昭和12)年6月号
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約18分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
像
(
イマアジユ
)
空
(
うつ
)
彼方
(
かなた
)
縁
(
ふち
)
菌
(
きのこ
)