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『富士はおまけ(ラヂオ・ドラマ)』
ふりがな文庫
『
富士はおまけ(ラヂオ・ドラマ)
(
ふじはおまけ(ラジオ・ドラマ)
)
』
富士を遠景に、霞のなかに浮ぶ峠の古風な掛茶屋。軒先に山桜の一株が綻び始めてゐます。 茶屋の主、東定臣が、ネルのシヤツにコオルテンの半ズボンを穿き、店の前の道を鍬で平らしてゐます。時々、腰を伸ばし、空を見上げるのですが、やがて、 定臣ああ、や …
著者
岸田国士
ジャンル
文学 > 日本文学 > 戯曲
初出
「文藝春秋 第十三年第二号」1935(昭和10)年2月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約17分(500文字/分)
朗読目安時間
約27分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
平
(
な
)
踵
(
かゝと
)
趾
(
ゆび
)
昨夕
(
ゆうべ
)
脱
(
ぬ
)