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『無趣味』
ふりがな文庫
『
無趣味
(
むしゅみ
)
』
この、三鷹の奥に移り住んだのは、昨年の九月一日である。その前は、甲府の町はずれに家を借りて住んでいたのである。その家のひとつきの家賃は、六円五十銭であった。又その前は、甲州御坂峠の頂上の、茶店の二階を借りて住んでいたのである。更にその前は、 …
著者
太宰治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「新潮 第三十七年第三号」1940(昭和15)年3月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
三鷹
(
みたか
)
凝
(
こ
)
合槌
(
あいづち
)
就
(
つ
)
滑稽
(
こっけい
)
甚
(
はなは
)
荻窪
(
おぎくぼ
)
題名が同じ作品
無趣味
(旧字旧仮名)
/
太宰治
(著)