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『月見の夕』
ふりがな文庫
『
月見の夕
(
つきみのゆうべ
)
』
うちからの出が非常に遲かツたものだから、そこ/\に用は足したが、知合の店先で「イヤ今夜は冴えましようぜこれでは、けさからの鹽梅ではどうも六かしいと思つてましたが、まあこれぢや麥がとれましよう、十五夜が冴えりやあ麥は大丈夫とれるといふんですか …
著者
長塚節
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「馬醉木 第七號」1903(明治36)年12月23日
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約13分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
五個
(
ごか
)
知合
(
しりあひ
)
中妻
(
なかづま
)
假面
(
めん
)
大寶
(
たいはう
)
石下
(
いしげ
)