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『夢の図』
ふりがな文庫
『
夢の図
(
ゆめのず
)
』
木村は云う——。 物を考え、考えあぐんで、椅子に身を託し、或は畳の上に身をなげだして、なお考え続けながら、いつしかうつらうつら仮睡する者は、如何に多くのものを喪失していることでしょう。その頭の中には、思念の断片、さまざまな心象が、とびとびに …
著者
豊島与志雄
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約15分(500文字/分)
朗読目安時間
約24分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
柄
(
がら
)
瞬
(
まばた
)
守宮
(
やもり
)
空地
(
あきち
)
離屋
(
はなれ
)