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『人の国』
ふりがな文庫
『
人の国
(
ひとのくに
)
』
久保田さんは、六十歳で某大学教授の職を辞して以来、いつしか夜分に仕事をする習慣がついてしまった。夜分に仕事をするのは、必ずしも盗人や小説家のみに限ったことではない。久保田さんが従事していた仕事は、人類理想史という尨大な著述で、天上の神話的楽 …
著者
豊島与志雄
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「随筆」1924(大正13)年1月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約16分(500文字/分)
朗読目安時間
約26分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
分厚
(
ぶあつ
)
扮装
(
いでたち
)
木斛
(
もっこく
)
清々
(
すがすが
)
産毛
(
うぶげ
)
白々
(
しらじら
)