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『怪談覚帳』
ふりがな文庫
『
怪談覚帳
(
かいだんおぼえちょう
)
』
俳優の木下がまだ田舎まわりの馬の脚であった時、夜、利根川の土手を歩いていると、むこうの方の川縁に時とすると黒い大きな物があがって、それが星あかりに怪しく見える。ふるえふるえ往って見ると、それは四手網をあげているので、 「ああ、よかった」 と …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
己
(
じぶん
)
天窓
(
あたま
)
妻室
(
かない
)
庖厨
(
かって
)
荒倉
(
あらくら
)
衣服
(
きもの
)