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『鉛をかじる虫』
ふりがな文庫
『
鉛をかじる虫
(
なまりをかじるむし
)
』
近頃鉄道大臣官房研究所を見学する機会を得て、始めてこの大きなインスチチュートの内部の様子をかなり詳しく知ることが出来た。名前だけ聞いたところではたいそういかめしいお役所のような気がして、書類の山の中で事務や手続きや規則の研究をしている所かと …
著者
寺田寅彦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「帝国大学新聞」1933(昭和8)年1月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約9分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
六
(
むつ
)
糞
(
ふん
)
伽話
(
とぎばなし
)
咎
(
とが
)
滓
(
かす
)
穀象
(
こくぞう
)