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『深く静に各自の路を見出せ』
ふりがな文庫
『
深く静に各自の路を見出せ
(
ふかくしずかにかくじのみちをみいだせ
)
』
静に考えて見ると、我々人類の生活に於ては、既に両性の差別と、その間に性的交渉の存する限り、種々な結婚生活の破綻や恋愛の難問題が起って来るのは、已むを得ない事実ではあるまいかと思う。 然し、それ等の事実に対する当事者、周囲の心の態度は、或る時 …
著者
宮本百合子
ジャンル
社会科学 > 社会 > 家族問題・男性・女性問題・老人問題
初出
「婦人公論」1921(大正10)年12月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約13分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
集団
(
マッス
)
塵
(
ほこり
)
必死
(
デスペレート
)
定義
(
デフィニション
)
取繞
(
とりま
)
部族
(
トライブ
)