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『鏡花との一夕』
ふりがな文庫
『
鏡花との一夕
(
きょうかとのいっせき
)
』
他人にはないことか知らん。——私には、あんまり其があつて、あり過ぎて困つた癖だと、始中終それを気にして来た。聞いては見ぬが、大勢の中には、きつと同じ習慣を持つて居ながら、よく/\の場合の外、其に出くはさずじまひになる人が、可なりの人数はある …
著者
折口信夫
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
訪
(
ト
)
上
(
ウヘ
)
家
(
ウチ
)
膕
(
ヒカヾミ
)
気随
(
キズヰ
)
朝端
(
アサハナ
)