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『鴉と正覚坊』
ふりがな文庫
『
鴉と正覚坊
(
からすとしょうがくぼう
)
』
正覺坊 いつもより少し時間は遲かつたが、晩酌前の散歩をして來ようと庭つゞきの濱の松原へ出かけて行つた。其處には松原を縱に貫いて通じてゐる靜かな小徑があり、朝夕私の散歩徑となつてゐる。一二町も歩いたところで、濱から上つてその小徑を切る小徑があ …
著者
若山牧水
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約13分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
生絹
(
きぎぬ
)
玳瑁
(
たいまい
)
笊
(
ざる
)
縋
(
すが
)
舳
(
へさき
)
艫
(
とも
)