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轉地先
ふりがな文庫
“轉地先”の読み方と例文
読み方
割合
てんちさき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てんちさき
(逆引き)
と
云
(
い
)
つて、
折角
(
せつかく
)
保養
(
ほやう
)
に
行
(
い
)
つた
轉地先
(
てんちさき
)
から
今
(
いま
)
歸
(
かへ
)
つて
來
(
き
)
たばかりの
夫
(
をつと
)
に、
行
(
ゆ
)
かない
前
(
まへ
)
より
却
(
かへ
)
つて
健康
(
けんかう
)
が
惡
(
わる
)
くなつたらしいとは、
氣
(
き
)
の
毒
(
どく
)
で
露骨
(
ろこつ
)
に
話
(
はな
)
し
惡
(
にく
)
かつた。わざと
活溌
(
くわつぱつ
)
に
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
病人
(
びやうにん
)
は
轉地先
(
てんちさき
)
で
年
(
とし
)
を
越
(
こ
)
した。
繪端書
(
ゑはがき
)
は
着
(
つ
)
いた
日
(
ひ
)
から
毎日
(
まいにち
)
の
樣
(
やう
)
に
寄
(
よ
)
こした。それに
何時
(
いつ
)
でも
遊
(
あそ
)
びに
來
(
こ
)
いと
繰
(
く
)
り
返
(
かへ
)
して
書
(
か
)
いてない
事
(
こと
)
はなかつた。
御米
(
およね
)
の
文字
(
もじ
)
も一二
行
(
ぎやう
)
宛
(
づゝ
)
は
必
(
かなら
)
ず
交
(
まじ
)
つてゐた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
轉地先(てんちさき)の例文をもっと
(1作品)
見る
轉
部首:⾞
18画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
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轉地
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地先