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蹶
ふりがな文庫
“蹶”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
け
42.3%
つまず
19.2%
つまづ
7.7%
けっ
7.7%
は
7.7%
く
3.8%
けり
3.8%
たふ
3.8%
つま
3.8%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
け
(逆引き)
人を入て
別話
(
わかればなし
)
を持出したから、
私
(
あたし
)
ゃもう踏んだり
蹶
(
け
)
たりの目に逢わされて、
口惜
(
くや
)
しくッて口惜しくッて、何だかもうカッと
逆上
(
のぼ
)
せッ
了
(
ちま
)
って
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
蹶(け)の例文をもっと
(11作品)
見る
つまず
(逆引き)
而
(
しこう
)
して彼が九
顛
(
てん
)
十起、
堅忍
(
けんにん
)
不抜
(
ふばつ
)
、いよいよ窮していよいよ
画策
(
かくさく
)
し、いよいよ
蹶
(
つまず
)
きていよいよ奮うに至っては、恐らくは十の松陰あるも、また及ぶ所無けん。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
蹶(つまず)の例文をもっと
(5作品)
見る
つまづ
(逆引き)
「
汝
(
われ
)
何處
(
どこ
)
さ
行
(
え
)
くんだ。こうれ」
勘次
(
かんじ
)
は
引
(
ひ
)
つ
捉
(
つか
)
まうとしたがおつぎは
身
(
み
)
を
捩
(
ねぢ
)
つてさつさと
行
(
ゆ
)
く。
勘次
(
かんじ
)
は
慌
(
あわ
)
てゝ
草履
(
ざうり
)
の
爪先
(
つまさき
)
が
蹶
(
つまづ
)
きつゝおつぎの
後
(
あと
)
に
跟
(
つ
)
いた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
蹶(つまづ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
けっ
(逆引き)
妊娠四箇月の細君の体はその金盥の上に横倒れになった。章一は怒りにまかせて足でまたその腰のあたりを
蹶
(
けっ
)
た。
一握の髪の毛
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
蹶(けっ)の例文をもっと
(2作品)
見る
は
(逆引き)
市郎は我を忘れて
蹶
(
は
)
ね起きた。精一ぱいの声を
振絞
(
ふりしぼ
)
って、「助けて
呉
(
く
)
れ。角川市郎はここにいるぞ。」
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
蹶(は)の例文をもっと
(2作品)
見る
く
(逆引き)
堅庭は
向股
(
むかもも
)
に蹈みなづみ、沫雪なす
蹶
(
く
)
ゑ
散
(
はららか
)
して、稜威の
男建
(
をたけび
)
七
、蹈み
建
(
たけ
)
びて、待ち問ひたまひしく、「何とかも上り來ませる」と問ひたまひき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
蹶(く)の例文をもっと
(1作品)
見る
けり
(逆引き)
「蹶たな、わたしを、親でも
蹶
(
けり
)
やしない、わたしを蹶やがったな」
一握の髪の毛
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
蹶(けり)の例文をもっと
(1作品)
見る
たふ
(逆引き)
兵法
(
へいはふ
)
に、百
里
(
り
)
にして
(四六)
利
(
り
)
に
趣
(
おもむ
)
く
者
(
もの
)
は、
上將
(
じやうしやう
)
を
蹶
(
たふ
)
し、五十
里
(
り
)
にして
利
(
り
)
に
趣
(
おもむ
)
く
者
(
もの
)
は、
(四七)
軍
(
ぐん
)
、
半
(
なか
)
ば
至
(
いた
)
る
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
蹶(たふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
つま
(逆引き)
(急いで出ようとして敷居に
蹶
(
つま
)
ずく。)「あぶないぞナ。」「なに大丈夫サ、大丈夫天下の志サ。おい車屋、
真砂町
(
まさごちょう
)
まで行くのだ。」
初夢
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
蹶(つま)の例文をもっと
(1作品)
見る
蹶
漢検1級
部首:⾜
19画
“蹶”を含む語句
蹶起
蹶立
蹶然
蹶落
蹶飛
一蹶
困蹶
蹶散
顛蹶
蹶鼠
蹶速
蹶躓
蹶張
蹶做
蹶倒
足蹶
総蹶起
再蹶起
“蹶”のふりがなが多い著者
辻村伊助
徳富蘇峰
司馬遷
高浜虚子
二葉亭四迷
魯迅
国木田独歩
南方熊楠
三遊亭円朝
ハンス・クリスチャン・アンデルセン