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舞台
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いた
ふりがな文庫
“
舞台
(
いた
)” の例文
旧字:
舞臺
「どうしてなかなか結構もんだ。
糸
(
いと
)
にも乗れば、ちゃんと
舞台
(
いた
)
についている。おめえが、踊りの下地がねえといったのは、ありゃあ嘘だろう」
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
黒衣
(
くろご
)
をかぶり、拍子木を打ち、稽古をつけ、書抜きをかき、ここに幾年かの修業を積んだ上でなければ、いわゆる“
舞台
(
いた
)
に乗る”劇は書けないものであると決められていた。
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
その
堺屋
(
さかいや
)
が
秋
(
あき
)
の
木挽町
(
こびきちょう
)
で、お
前
(
まえ
)
のことを
重助
(
じゅうすけ
)
さんに
書
(
か
)
きおろさせて、
舞台
(
いた
)
に
上
(
の
)
せようというのだから、まず
願
(
ねが
)
ってもないもっけの
幸
(
さいわ
)
い。いやの
応
(
おう
)
のということはなかろうじゃないか
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
「ビラばかり景気よくはり出してあるんでどうも世間ていが持ち切れない。慾をいわないで、ひとつ明日から
舞台
(
いた
)
に立って見るさ。……
太夫
(
たゆう
)
の衣裳や支度はあっしの方で工面しておいたから」
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
神田の伯母からふんだくった一枚看板と、この
舞台
(
いた
)
についた出語りとで、勘次は先に立って三十間堀を拾って行った。
釘抜藤吉捕物覚書:02 梅雨に咲く花
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
▼ もっと見る
この
舞台
(
いた
)
に端役ながらも綺麗首を見せていた上方下りの嵐翫之丞という
女形
(
おやま
)
、昨夜
閉
(
は
)
ねて
座
(
こや
)
を出たきり今日の出幕になっても楽屋へ姿を見せないので
釘抜藤吉捕物覚書:09 怨霊首人形
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
今までどこに
潜
(
ひそ
)
んでいたのか、
縞
(
しま
)
の着物に
股引
(
ももひ
)
き
腹掛
(
はらが
)
け、
頭髪
(
あたま
)
も変えて、ちょいと前のめりに
麻裏
(
あさうら
)
を突っかけて、歩こうかという、すっかり職人姿の
舞台
(
いた
)
に付いているこの喬之助である。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
“舞台”の解説
舞台(ぶたい、en: stage)とは、演劇やダンス、伝統芸能や演芸など、舞台芸術の表現者が作品を演じるための、一定の空間。転じて、舞台芸術に属する作品のジャンルを指し「舞台」と呼ぶこともある。また、演壇などの、舞台に類似する機能をもった一定の空間や機構を指し、舞台と呼ぶことがある。
ここから派生して、特定の人物や集団が盛んに活動を展開する場を指し、抽象的な意味において、舞台と呼ぶこともある。
機構としての舞台や、舞台の様々な様式については、劇場を参照。
(出典:Wikipedia)
舞
常用漢字
中学
部首:⾇
15画
台
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
“舞台”で始まる語句
舞台姿
舞台上
舞台的
舞台裏
舞台開
舞台際
舞台白粉
舞台稽古