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斗
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ど
ふりがな文庫
“
斗
(
ど
)” の例文
此処から三
斗
(
ど
)
小屋を通つて
会津
(
あひづ
)
に出て行く路は、江戸へ出る間道として、昔はかなりに人通りがあつたらしい。
行つて見たいところ
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
それから
此
(
こ
)
れは
傭人
(
やとひにん
)
にも
炊
(
た
)
いてやれないのだからお
前
(
まへ
)
がよければ
持
(
も
)
つて
行
(
い
)
つて
秋
(
あき
)
にでもなつたら
糯粟
(
もちあは
)
の
少
(
すこ
)
しも
返
(
かへ
)
せと二三
斗
(
ど
)
入
(
はひ
)
つた
粳粟
(
うるちあは
)
の
俵
(
たわら
)
とを一つに
遣
(
や
)
つた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
お
賄所
(
まかないじょ
)
から少々無心させようと云う肚でござったが、人の眠る
間
(
ま
)
も寝もやらず、この雪の中を御警固くださると聞いては、
此方
(
このほう
)
共も、三
斗
(
ど
)
の水を浴びた心地、御忠節に対して
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「大いに迷惑しましたよ、
冷汗
(
れいかん
)
三
斗
(
ど
)
の思いでした」
脱線息子
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
お
持
(
もち
)
成
(
なさ
)
らうと云
思召
(
おぼしめ
)
し成んと云ければ重四郎は
否々
(
いや/\
)
その樣にお
嬲
(
なぶ
)
り成るゝな我等如き
浪人
(
らうにん
)
者誰が
聟
(
むこ
)
に取ませう
何樣
(
どのやう
)
な所でも先で
入
(
いれ
)
てさへ
呉
(
くれ
)
れば夫に
厭
(
いとひ
)
は御座らぬと云にお勇
然樣
(
さやう
)
成
(
なら
)
ば女は
何
(
どう
)
でも
宜
(
よい
)
と仰しやいますか夫成ば只今一
軒
(
けん
)
御座ります其家は
間口
(
まぐち
)
十三間
奧行
(
おくゆき
)
二十五間田地は十石三
斗
(
ど
)
の
御年貢
(
ごねんぐ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“斗”の解説
斗(と)とは、尺貫法における体積(容積)の単位。
10升が1斗、10斗が1石となる。日本では、明治時代に1升=約1.8039リットルと定められたので、1斗=約18.039リットルとなる。
(出典:Wikipedia)
斗
常用漢字
中学
部首:⽃
4画
“斗”を含む語句
漏斗
筋斗
翻筋斗
漏斗形
飜筋斗
斗筲
五斗
抽斗
熨斗
四斗樽
先斗町
熨斗目麻裃
墨斗
斗出
飜斗
斗賀野
斗満
斗南
意富斗能地
火斗
...