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斗出
ふりがな文庫
“斗出”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
としゆつ
66.7%
としゅつ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
としゆつ
(逆引き)
名に聞えたるマルクスの塔は思ひしよりも高からず。舟は陸と鹹澤との間を進めり。後なるものは曲りたる堤の如く、海中に
斗出
(
としゆつ
)
したり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
この高原の
玄海洋
(
げんかいなだ
)
に
斗出
(
としゆつ
)
するところ、奇巌をあらはすものを「七ツ釜」となす。
松浦あがた
(新字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
斗出(としゆつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
としゅつ
(逆引き)
山領谷の尽くるところに
富津
(
とみつ
)
の
猿葉
(
さるは
)
山が
峙
(
そばだ
)
ち、その山裾である赤松の点々生えた、土佐絵のような弁天崎が湾に
斗出
(
としゅつ
)
している。
雲仙岳
(新字新仮名)
/
菊池幽芳
(著)
有明海を隔てて
一眸
(
いちぼう
)
の
中
(
うち
)
に
入
(
い
)
る
肥筑
(
ひちく
)
の山野、墨絵の
如
(
ごと
)
く有明海に
斗出
(
としゅつ
)
している
宇土
(
うど
)
半島、半島の突端からつづく天草列島——盆景の小島の如く浮んでいる島の数の
如何
(
いか
)
に多いことよ。
雲仙岳
(新字新仮名)
/
菊池幽芳
(著)
斗出(としゅつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“斗出(
延
)”の解説
延(のび)とは中世日本において枡の大小差から発生する計量上の増加分のこと。斗出(はかりだし/とだし)とも。
(出典:Wikipedia)
斗
常用漢字
中学
部首:⽃
4画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“斗”で始まる語句
斗
斗棒
斗満
斗樽
斗筲
斗酒
斗々屋
斗南
斗牛
斗満川
“斗出”のふりがなが多い著者
菊池幽芳
蒲原有明
ハンス・クリスチャン・アンデルセン