“馬橋”の読み方と例文
読み方割合
まばし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
隊列を整えて馬橋まばしから南へみちをとり、中野で銃口つつぐちを城に向け、三十ちょう一時に放発して、君臣手ぎれの狼火のろしに代えた。
討たせてやらぬ敵討 (新字新仮名) / 長谷川伸(著)
会合の場所は馬橋まばしのYの家だということだった。寒い夜だった。修造のために蛤鍋はまなべの用意をして、茂緒は待っていた。いつまでたっても、修造は帰ってこなかった。
(新字新仮名) / 壺井栄(著)
この人は下総しもうさ松戸まつどの先の馬橋まばし村という所の者で、私より六ツほど年長、やっぱり年季を勤め上げて、師匠との関係はまことに深いのでありましたが、どういうものか