“松戸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まつど88.9%
まつのと11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
葬式とむらひをしたのは五ねんばかりまへで、お正月しやうぐわつもまださむ時分じぶんでした。松戸まつど陣前ぢんまへにゐる田村たむらといふ百姓家しやうやひとがお葬式とむらひをしてくれたんで御在ございますが……。
吾妻橋 (新字旧仮名) / 永井荷風永井壮吉(著)
この人は下総しもうさ松戸まつどの先の馬橋まばし村という所の者で、私より六ツほど年長、やっぱり年季を勤め上げて、師匠との関係はまことに深いのでありましたが、どういうものか
松戸まつのとにて口よりいづるままに(録二)
曙覧の歌 (新字新仮名) / 正岡子規(著)