“離(き)” の例文
合ふさ離(き)るさの気立(けたたまし)く、肩相摩(けんあひま)しては傷(きずつ)き、轂相撃(こくあひう)ちては砕けぬべきをも覚えざるは、心々(こころごころ)に今を限(かぎり)と慌(あわ)て騒ぐ事ありて、不狂人も狂せるなり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
いやで別れりや離(き)れよとままよ
畑の祭 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
遇(あ)ふさ離(き)るさのみち惑(まどひ)
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)