“長足”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうそく60.0%
ちやうそく40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また、少し見ない間にも、安土の町とその文化が、長足ちょうそくな進歩を遂げているには驚いた——などと座談に興じ入ろうとする。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それよりまたかれ医学いがくのこのちかき二十五年間ねんかんにおいて、如何いか長足ちょうそく進歩しんぽしたかとうことをかんがはじめる。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
当年の藤野君をして見せしめば、僕の進歩の長足ちやうそくなるに多少の敬意なきあたはざるべし。ちなみに云ふ、藤野滋君はかの夭折えうせつしたる明治の俳人藤野古白ふぢのこはくの弟なり。
病中雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
れよりまたかれ醫學いがくちかき二十五年間ねんかんおいて、如何いか長足ちやうそく進歩しんぽしたかとことかんがはじめる。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)