“還(か)” の例文
歳は私より十(とお)ばかり上だが、何分(なにぶん)気分が子供らしくて、ソコデ私を中津に還(か)えすような計略を運(めぐ)らしたのが、私の身には一大災難。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
今しも闇(やみ)を衝(つ)いて轟々(がう/\)と還(か)へり来(きた)れるは、新宿よりか両国よりか、一見空車(からくるま)かと思はるゝ中(うち)より、ヤガて降り来れる二個の黒影、合々傘に行き過ぐるを
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)