“還来”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かへりき50.0%
かへりきた50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この間は貫一は如何(いか)にこの探偵一件を処置せんかと工夫してゐたり。やや有りて婢の息促(いきせ)き還来(かへりき)にける気勢(けはひ)せしが、やがて妻の出でて例の声を振ひぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
一月十七日なる感はいと劇(はげし)く動きて、宮は降頻(ふりしき)る雪に或言(あることば)を聴くが如く佇(たたず)めり。折から唯継は還来(かへりきた)りぬ。静に啓(あ)けたる闥(ドア)の響は絶(したたか)に物思へる宮の耳には入(い)らざりき。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)