“遍身”の読み方と例文
読み方割合
へんしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
再(ふたゝび)荊棘(けいきよく)の条(えだ)を取(とり)香花(かうくわ)神前(しんぜん)に挿(さしはさみ)供(くうず)。次に集(あつま)る各童(わらべども)手に木刀を執(とり)途(みち)に隊閙(たいだうし)、凡(すべて)有婚(こんれいして)无子(こなき)の婦(をんな)木刀を将(もつ)て遍身(へんしん)打之(これをうち)口に荷花蘭蜜(こばらみ)と舎(とな)ふ。
その姿の妙(たへ)にも美しい事は、散りしく桜の花の色さへ消えようずると思はれたが、隠者の翁は遍身(へんしん)に汗を流いて、降魔の呪文を読みかけ読みかけ
きりしとほろ上人伝 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
遍身(へんしん)の汗に、肌着もしとどに冷えていた。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)