“輔”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たす80.0%
すけ8.0%
たすけ4.0%
4.0%
4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天保十四年癸卯きぼう 夏、村田清風毛利侯をたすけて、羽賀台の大調練をもよおす。水戸烈公驕慢につのれりとのとがこうむり、幽蟄ゆうちつせしめらる。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
新派俳優の深井ふかゐすけは、いつもの通り、正午おひる近くになつて眼を覚した。戸外そとはもう晴れ切つた秋の日である。
(新字旧仮名) / 久米正雄(著)
本朝に儒教をたふとみてもは王道わうだうたすけとするは、菟道うぢきみ百済くだら七六王仁わにを召して学ばせ給ふをはじめなれば、此の兄弟はらからきみ心ぞ、やが漢土もろこしひじりの御心ともいふべし。
田内主税、名は、月堂と号す、会津の人だと云ふのみである。わたくしは嘗て正堂の一号をも見たことがある。市河三陽さんに聞けば、輔は親輔の省で、あざなは子友であつたと云ふ。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
まさ世々よよ 三に遊ぶべし
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)