“貞”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てい57.7%
さだ26.9%
さあ7.7%
かた3.8%
テイ3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一人は丁字(ちょうじ)屋の小照といい、一人は浜田屋の奴(やっこ)だと聞いていた。小照は後に伊井蓉峰(いいようほう)の細君となったお貞(てい)さんで、奴は川上のお貞(さだ)さんであった。
マダム貞奴 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
自分は病気で寝ているお貞(さだ)さんにこの様子を見せて、ありがたいと思うか、余計な御世話だと思うか、本当のところを聞いて見たい気がした。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
なんというあなたは聞きわけのない……貞(さあ)ちゃんその病気で、あなた、寝台から起き上がったりするといつまでもなおりはしませんよ。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
苦節は貞(かた)くす可(べ)からずの一句、易(えき)の爻辞(こうじ)の節の上六(しょうりく)に、苦節、貞(かた)くすれば凶なり、とあるに本(もと)づくと雖(いえど)も、口気おのずから是(これ)道衍の一家言なり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
漢(カン)ノ景帝(ケイテイ)、十四子ヲ生ム。乃(スナワ)チ中山靖王(セイオウ)劉勝(リュウショウ)。——勝。陸城亭侯(リクジョウテイコウ)劉貞(リュウテイ)ヲ生ム。貞(テイ)。沛侯(ハイコウ)劉昂(リュウコウ)ヲ生ム。昂(コウ)。漳侯(ショウコウ)劉禄(リュウロク)ヲ生ム。禄(ロク)。沂水侯(ギスイコウ)劉恋(リュウレン)ヲ生ム。恋(レン)。欽陽侯(キンヨウコウ)劉英(リュウエイ)ヲ生ム。英……。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)