“虎(こ)” の例文
「そんな常套(じょうとう)手段では、むしろ玄徳に利せられるおそれがあります。それがしの考えているのは、二虎(こ)競食(きょうしょく)の計という策略です」
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それが弁信法師の頭へピンと来たものですから、杖を止めてその小首をかしげたのですが、これは、虎(こ)でもなければ兕(じ)でもありませんでした。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
虎(こ)の生皮(いきがは)も
鬼桃太郎 (旧字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
「ついてはこの機(しお)に、閣下をも、五虎(こ)大将軍の一人に列せられました。ありがたく印綬(いんじゅ)をおうけ下さい」と、いった。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
年月を経ては、文治に孔明あり、武門に関羽、張飛、趙雲、黄忠、馬超などの五虎(こ)あり、以前とちがって、錚々(そうそう)たる勇将を揃えているので、もうめったに玄徳を破ることは難しくなると思います。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「ああまた一虎(こ)は逝(ゆ)いた。五虎の大将軍、すでに逝くもの三人」
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
地速星 中箭(せん)虎(こ) 丁得孫(ていとくそん)
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
地捷星 花項(こう)虎(こ) 龔旺(きょうおう)
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)