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虎斑
ふりがな文庫
“虎斑”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とらふ
72.0%
とらぶち
16.0%
こはん
4.0%
とらまだら
4.0%
ぶち
4.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とらふ
(逆引き)
そこには、床柱の前にお寺さんに出すやうな厚ぽつたい
綸子
(
りんず
)
の座蒲団だの、
虎斑
(
とらふ
)
の桑材で出来た煙草盆などが用意されてあつた。
医師高間房一氏
(新字旧仮名)
/
田畑修一郎
(著)
虎斑(とらふ)の例文をもっと
(18作品)
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とらぶち
(逆引き)
机の兩端には一つ一つ硯が出てゐるのであつたが、大抵は
虎斑
(
とらぶち
)
か黒の石なのに、藤野さんだけは、何石なのか紫色であつた。
二筋の血
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
虎斑(とらぶち)の例文をもっと
(4作品)
見る
こはん
(逆引き)
雲
(
くも
)
をもれて、おりおり、
見渡
(
みわた
)
すかぎりの
自然
(
しぜん
)
の
上
(
うえ
)
へ、
太陽
(
たいよう
)
の
光線
(
こうせん
)
は、
虎斑
(
こはん
)
のようなしまめを
描
(
えが
)
いています。そして、どこともなくあちらの
方
(
ほう
)
から、
鈍
(
にぶ
)
い
波
(
なみ
)
の
音
(
おと
)
がきこえてきました。
死と話した人
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
虎斑(こはん)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
とらまだら
(逆引き)
全体が
薄樺
(
うすかば
)
で、黄色い
斑
(
ぶち
)
がむらむらして、流れのままに出たり、消えたり、結んだり、解けたり、どんよりと
濁肉
(
にごりじし
)
の、半ば、水なりに透き通るのは、
是
(
これ
)
なん、別のものではない、
虎斑
(
とらまだら
)
の
海月
(
くらげ
)
である。
海の使者
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
虎斑(とらまだら)の例文をもっと
(1作品)
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ぶち
(逆引き)
応接間の構造は
流石
(
さすが
)
に当市でも一流どころだけあって実に見事なものであった。天井裏から下った銀と
硝子
(
ガラス
)
の森林みたような花電燈。それから黒
虎斑
(
ぶち
)
の這入った石造の大
煖炉
(
だんろ
)
。理髪屋式の大鏡。
超人鬚野博士
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
虎斑(ぶち)の例文をもっと
(1作品)
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虎
常用漢字
中学
部首:⾌
8画
斑
常用漢字
中学
部首:⽂
12画
“虎斑”で始まる語句
虎斑竹
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斑虎
“虎斑”のふりがなが多い著者
田畑修一郎
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