“虎視眈々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こしたんたん83.9%
こしたん/\16.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だから海底超人の母国は、この宇宙に一つの遊星となって、いまも虎視眈々こしたんたんとして、第二の植民をおこなおうとしているかもしれない
海底大陸 (新字新仮名) / 海野十三(著)
東国、北国の源氏が虎視眈々こしたんたんと都に目を向け、牙をみがいているというのに、これは余りにも呑気のんきな、時局認識に乏しい平家の有様であった。
續いて飛付いたのは、先刻から虎視眈々こしたん/\として、一座をねめ廻して居た石原の利助、縁側へ飛出して、曲者の後ろから欄干を越えようとする前へ
領土擴張慾に燃えつゝ虎視眈々こしたん/\と四隣の形勢をうかゞっている彼の前に、それは全く恰好かっこう餌食えじきであった。