“腹痛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はらいた78.9%
ふくつう21.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
開けると用意に腹痛はらいたの薬だの頭痛の薬だの、是れは何んだとかって幾つもあるのだから、何処が悪いっても大丈夫で、ゆっくり御養生なさい
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
が見かけによらず声は優しかった。言うところを聴くと、采女の馬場おりきさんの家で当家のお糸さまが腹痛はらいたで苦しんでいる。
歩行あるきうち先夜せんや伊勢屋の前へまゐかゝりし時腹痛ふくつうにて難儀仕なんぎつかまつり夜更なれども詮方せんかたなく伊勢屋の戸をたゝき湯をもらはんとぞんじ候處一かうに戸を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かんがへろとはれゝば、かんがへないでもないが、それは一應いちおう腹痛ふくつうをさまつてからのことでなくては無理むりであつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)