“聘”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
へい63.2%
よ21.1%
むか2.6%
よば2.6%
あ1.3%
かか1.3%
たの1.3%
ほじ1.3%
まねき1.3%
め1.3%
めと1.3%
ヘイ1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
講座が三つになって、ミンコフスキが聘(へい)せられたのは後である。此処はベルリンとは様子がまるで変っているので驚いてしまった。
回顧と展望 (新字新仮名) / 高木貞治(著)
昵懇(なじみ)になると面倒だからといつて同じ女を滅多に二度と聘(よ)ばないのを自慢にしてゐる位だから京都に飽いたといふのに無理も無いが
字(やくそく)して聘(むか)えられる日を待っている女の家では驚惶(きょうこう)して吾も吾もと女を夫の家へ送った。
竇氏 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
それで車錢(くるません)だけでも幾(いく)ら助(たす)かるか知(し)れないといふので貧乏(びんばふ)な百姓(ひやくしやう)から能(よ)く聘(よば)れて居(ゐ)るのであつた。勘次(かんじ)は途次(みち/\)お品(しな)の容態(ようだい)を語(かた)つて醫者(いしや)の判斷(はんだん)を促(うなが)して見(み)た。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
嘗(かつ)て父の通夜過ぎの晩に不忍池(しのばずのいけ)の中之島の蓮中庵で、お雛妓かの子に番(つが)えた言葉を思い出し、わたくしの方から逸作を誘い出すようにして、かの女を聘(あ)げてやりに行った。
雛妓 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
楚の昭王は、陳を援けるために兵を城父(じょうふ)に進めていたが、その時、孔子の一行が、陳・蔡の国境にいることを知った。で、すぐ使をやって彼を楚に聘(かか)えようとした。
論語物語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
京都大学の講師富岡謙蔵氏は、長らく病気で臥(ふ)せつてゐる。幾人(いくたり)かその道の博士を聘(たの)んで診ては貰つたが、一向に快(よ)くならない。
漸(ようや)く事済んで、葬りも済んで、今日は七日(なぬか)でお寺様へ婆ア様達を聘(ほじ)って御馳走するてえので、久し振で米の飯が食えると云って悦んで往(い)きやしッけ、法蔵寺(ほうぞうじ)様へ葬りに成っただ
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
明(あく)れば天明元年、春水本国広島藩の聘(まねき)に応じて藩学の教授となれり。其婦と長子とを携へて竹原に帰り父を省し、更に厳島(いつくしま)の祠に詣づ、襄は襁褓(むつき)の中に龕前(がんぜん)に拝せり。
頼襄を論ず (新字旧仮名) / 山路愛山(著)
またリクルグスは同島から詩人を聘(め)して法律を作らしめたという伝説もある位であるから、古代より法律思想は余程進んでおったものである。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
そうしているうちに周の細君がお産をした後で暴(にわか)に死んでしまったので、周はその継(あと)へ王姓の女を聘(めと)った。成はすこしささわりがあって来なかったので、王氏にはまだ逢っていなかった。
成仙 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
アフガニスタンからアマヌラハンが逃げる前 月六百留で医師を招聘(ヘイ)して来た。残念なことに彼にはその時まだディプロマがなかった。——
一九二九年一月――二月 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)