つツ)” の例文
にんは三じやくおびつツかけ草履ぞうり仕事師しごとし息子むすこ、一にんはかわいろ金巾かなきん羽織はをりむらさき兵子帶へこおびといふ坊樣仕立ぼうさましたておもことはうらはらに、はなしはつねちがひがちなれど
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
婦人をんなげるやうにいつて草履ざうりつツかけて土間どまへついとる。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ほんとにおぶうならかへりに吃度きつとよつておれよ、うそきだからなにふかれやしないと店先みせさきつて馴染なじみらしきつツかけ下駄げたをとこをとらへて小言こゞとをいふやうなものひぶり
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
ほんとにおぶうなら帰りにきつとよつておくれよ、うそきだから何を言ふか知れやしないと店先に立つて馴染なじみらしきつツかけ下駄の男をとらへて小言こごとをいふやうな物の言ひぶり
にごりえ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
正太しようたくゞりをけて、ばあとひながらかほすに、ひとは二三げんさき軒下のきしたをたどりて、ぽつ/\と後影うしろかげれだれだ、おいお這入はいりよとこゑをかけて、美登利みどり足駄あしだつツかけばきに
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)