“祝日”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いわいび62.5%
いはひ12.5%
いはひのひ12.5%
いわひび12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
最もしばしば往ったのはほど近い藤堂家である。この邸では家族の人々の誕生日、その外種々の祝日いわいびに、必ず勝久を呼ぶことになっている。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
六歳むツつか……吾家うち子供ばうは、袴着はかまぎ祝日いはひ今日けふ賓客きやくんで、八百膳やほぜん料理れうり御馳走ごちそうしたが、ヤアれが忌嫌いやだのこれ忌嫌いやだのと、我意だだばかりふのに、わづ六歳むツつでありながら親孝行おやかうかう
すなは大佐等たいさらためにはこの朝日島あさひじま上陸じようりくしてから五度目ごたびめの——わたくし日出雄少年ひでをせうねんとのためには三度目さんどめの、紀元節きげんせつ祝日いはひのひむかふるとともに、目出度めでた試運轉式しうんてんしき擧行きよかうまでの、よろこばしきはこびにいたつたころ
二月二日の祝日いわひびだといふ燈火節のことも考へた。
灯火節 (新字旧仮名) / 片山広子(著)