“目遣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めづか25.0%
めづかい25.0%
めづかひ25.0%
づか12.5%
めつか12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と弥次がかたに、捻平目遣めづかいを一つして
歌行灯 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
お腰元衆もお執成とりなし。(五人の侍女に目遣めづかいす)ひらにお聞取りを願わしゅう。
海神別荘 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
満枝はさすがあやまちを悔いたる風情ふぜいにて、やをら左のたもとひざ掻載かきのせ、牡丹ぼたんつぼみの如くそろへる紅絹裏もみうらふりまさぐりつつ、彼のとがめおそるる目遣めづかひしてゐたり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
大佐の目遣づかひに気つきたる侯爵
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
そこで親爺は目遣めつかいをした。阿Qはまた丸太格子の中にほうり込まれた。彼が二度目に同じ格子の中から引きずり出されたのは二日目の午前であった。
阿Q正伝 (新字新仮名) / 魯迅(著)