“百度”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひゃくど27.3%
ももたび18.2%
もゝたび18.2%
ひやくたび9.1%
ひやくど9.1%
ももど9.1%
ヒャクタビ9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ことに交際のかぎられた都会の人々などはお百度(ひゃくど)はただ一人で踏むものと思い、なんべんも同じところへ行くことを、お百度を踏むという諺(ことわざ)さえある。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
察して下さりませ私は今日まで遂ひに原田の身に就いて御耳に入れました事もなく、勇と私との中(なか)を人に言ふた事は御座りませぬけれど、千度(ちたび)も百度(ももたび)も考へ直して
十三夜 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
察して下さりませ私は今日まで遂ひに原田の身に就いて御耳に入れました事もなく、勇と私との中を人に言ふた事は御座りませぬけれど、千度(ちたび)も百度(もゝたび)も考へ直して
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
惣(すべ)ての文学者(ぶんがくしや)が消費(せうひ)する筆墨料(ひつぼくれう)を徴収(ちようしう)すれば慈善(じぜん)病院(びやうゐん)三ツ四ツを設(つく)る事決(けつ)して難(かた)きにあらず、惣(すべ)ての文学者(ぶんがくしや)が喰潰(くひつぶ)す米(こめ)と肉(にく)を蓄積(ちくせき)すれば百度(ひやくたび)饑饉(ききん)来(きた)るとも更(さら)に恐(おそ)るゝに足(た)らざるべく
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵、三文字屋金平(著)
境内(けいだい)の敷石(しきいし)の上(うへ)を行(ゆ)きつ戻(もど)りつ、別(べつ)にお百度(ひやくど)を踏(ふ)み居(ゐ)るは男女(なんによ)二人(ふたり)なり。女(をんな)は年紀(とし)四十ばかり。
弥次行 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
この寺のやゝ手前左側にはかの鈴木主水(百度(ももど)と門前案内の石標には刻されてあつた)
下谷練塀小路 (新字旧仮名) / 正岡容(著)
彼ヲ知リ、己(オノレ)ヲ知ルトキハ百度(ヒャクタビ)戦ッテ百度勝ツ——と古語にあります。曹真はすでに初めから孔明の相手としては不足でした。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)