やめ)” の例文
天地呼吸こきふして万物ばんぶつ生育そだつる也。天地の呼吸こきふつねうしなふ時は暑寒あつささむさ時におうぜず、大風大雨其余そのよさま/″\の天へんあるは天地のやめる也。天に九ツのだんあり、これを九天きうてんといふ。
母「そんなに小言云わねえがえってに、其処そこやめえだからハア手におえねえだよ、あにきどんの側に居ると小言を云われるからおれが側へ来い、さア此方こっちへ来い、/\」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
局部切断の時にあたり「コロロホルム」剤は天賜てんし魔睡剤ますいざいなれば感謝して受くべきなり、しかれども我らやめる時にことごとく医者と薬品とに頼るは我らの為すべからざることなり
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
「よけいな侠気おとこぎってもんだ。悪いやめえだなア」
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)