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燃上
ふりがな文庫
“燃上”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
もえあが
85.7%
もえあがり
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もえあが
(逆引き)
火縄を取つて、うしろ
状
(
ざま
)
の、
肩越
(
かたごし
)
に、ポン、と投げると、杉の枝に挟まつて、ふつと消えたと思つたのが、めら/\と赤く
燃上
(
もえあが
)
つた。
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
時に
峯
(
みね
)
谷
(
たに
)
ゆすり動きて、風
叢林
(
はやし
)
を
僵
(
たふ
)
すがごとく、
沙石
(
まさご
)
を
空
(
そら
)
に
巻上
(
まきあ
)
ぐる。見る見る
一二七
一段の
陰火
(
いんくわ
)
、君が
膝
(
ひざ
)
の
下
(
もと
)
より
燃上
(
もえあが
)
りて、山も谷も昼のごとくあきらかなり。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
燃上(もえあが)の例文をもっと
(6作品)
見る
もえあがり
(逆引き)
盜
(
ぬす
)
み出し
其上
(
そのうへ
)
臺所
(
だいどころ
)
へ火を付
何處
(
いづく
)
共
(
とも
)
なく
迯失
(
にげうせ
)
けり
折節
(
をりふし
)
風
(
かぜ
)
烈
(
はげし
)
く忽ち
燃上
(
もえあがり
)
しかば
驚破
(
すは
)
火事
(
くわじ
)
よと近邊大に騷ぎければ喜八はまご/\して居たりしが
狼狽
(
うろたへ
)
漸々
(
やう/\
)
屋根よりは
下
(
おり
)
たれ共
足
(
あし
)
縮
(
ちゞみ
)
て
歩行
(
あゆま
)
れず殊に金子と
庖丁
(
はうちやう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
燃上(もえあがり)の例文をもっと
(1作品)
見る
燃
常用漢字
小5
部首:⽕
16画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“燃”で始まる語句
燃
燃立
燃料
燃殻
燃燒
燃焼
燃滓
燃尽
燃残
燃木
“燃上”のふりがなが多い著者
上田秋成
三遊亭円朝
作者不詳
泉鏡太郎
泉鏡花
岡本綺堂