“滅切”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めつき37.5%
めっき31.3%
めっきり18.8%
めつきり12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
年を取ると滅切めつきり氣が弱くなつて、若い時にひどい眼に逢はせた奴が、つゞみを鳴らして仕返しに來さうで、どうも、夜もオチオチ眠られない
年を取ると滅切めっきり気が弱くなって、若い時にひどい眼に逢わせた奴が、つづみを鳴らして仕返しに来そうで、どうも、夜もオチオチ眠られない
此頃このごろ日晷ひあし滅切めっきりつまって、午後四時には燈火あかりが要る。うららかな日も、今日は午後からにわかくもって、夕から雨を催した。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
念佛ねんぶつにごつたこゑあかるくひゞいた。地上ちじやうおほうたしも滅切めつきりしろえてれうにはてられた天棚てんだな粧飾かざりあかあをかみ明瞭はつきりとしてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)