“滅茶”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めちゃ76.9%
めちや11.5%
めっちゃ11.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一番不可解なことは、それだけ持って行けばよさそうなものを、盗った後の器械を床にぶちつけて、滅茶めちゃ苦茶に壊してあることである。
硝子を破る者 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
「とに角お上と云ふ奴があんまり滅茶めちやいぢめ方をしやがるからみんながいぢけちやつたんだ。人間が堪へる力にも限度があるからな。」
「その途端に私等は雛壇が滅茶めっちゃに崩れるんだと思いましたね、火事だ、火事だと、天井のあたりわめいたと思うと、」
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)