“寮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
れう50.0%
りょう38.5%
りよう3.8%
つかさ3.8%
リョウ3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは判りませんが——何でも其前の晩は珍らしく番頭さんも重三さんもれうへ泊つて、朝はお二人にお孃樣と坊ちやまと四人で御飯を
お蓮様と丹波が、腹心の者十数名を引き連れて、近頃、この向島を遠く出はずれた渋江村しぶえむらりょうに、それとなく身をひそめて何事か画策していることを。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
なかがらすの障子しようじのうちには今樣いまやう按察あぜち後室こうしつ珠數じゆずをつまぐつて、かぶりの若紫わかむらさき立出たちいづるやとおもはるゝ、その一ツかまへが大黒屋だいこくやりようなり。
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
そのつかさ(右馬寮)の長官が丁度道綱には叔父にあたる御方なので、其処へも或日お伺いすると、まだお若いその御方は非常によろこばれて、よもやまな物語の末
ほととぎす (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
リョウノ太キ格子コウシヘダテテ訪ネ来ル手ハ、黄八丈キハチジョウノ着物ニ鹿シボリノ広帯ヲ締メ、オ河童カッパニ三ツノアカキ『リボン』ヲ附ク、今ヨリ約十八年ノ昔ナリ。名乗リ出デヨ吾ガ双生児ノ同胞ハラカラ
三人の双生児 (新字新仮名) / 海野十三(著)