“混入”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こみい27.3%
こんにゆう18.2%
こんにゅう18.2%
こんにふ9.1%
まじい9.1%
まぜ9.1%
ミックス9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けい 私も夕方までには帰れるつもりでいたのだけれど話が混入こみいってくればそう予定通りにはゆかないものだから。
女の一生 (新字新仮名) / 森本薫(著)
人類じんるいまへべましたとほり、なが年月としつきいしをもつて器物きぶつつくつて、金屬きんぞく使用しようすることをらなかつたのでありますが、そのあひだおのづと天然てんねんいしあひだ混入こんにゆうしたり
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
木戸博士の身体に隠れていた異常素質が、興奮曲線に誤りを混入こんにゅうさせたんです。『キド現象』というおそろしい発見は要するに間違いだったんです。
キド効果 (新字新仮名) / 海野十三(著)
げんにしてへば、此貝塚このかひづか彌生式やよひしきのでもい、石器時代せききじだいのでもい、一しゆ特別とくべつ貝塚かひづかに、彌生式やよひしき混入こんにふした。土器どき混入こんにふしたと——まアひたいくらゐゐ、んにもぬ。
文句がやや混入まじいっているためだろうか、言葉に力を入れすぎて所作しょさの方が軽く取扱われ、もっとも熱中する遊戯にはかえって黙演もくえんが多い。
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
それでも、予定どおりに三つの釜の蒲鉾を仕上げて、極秘の混入まぜ物をすることも怠らなかった。おりんは今夜とうとう姿を見せなかった。